富士山の日帰り徹夜登山の衝撃！

先日、通勤バスで会社の2013年度に入った新人さんと、ふとしたことで旅行の話になったときのこと。

「ワタシ、富士山に登ってきたんです！」

「エ～っ、凄いねー！もう行ってきたの？」

「そうなんです。友達が世界遺産になって混みあうから今のうちに行こう！って言われて・・・。」

「装備とかはどうしたの？」

「友達にほとんど借りました。登山靴は買わずに持っていたトレッキングシューズを履きましたけど。」

＜中略＞

「登った感想は？」

「ご来光は見れましたけど、とにかく疲れました。夜通し歩く日帰り登山だったので。」

「徹夜ってこと？」

「そうなんですよ～。上りはまだよかったんですけど、下りはもう膝ガクガクで、疲れて眠いし、かなりしんどかったです。」

「若いから徹夜日帰りなんて平気かと思ったけど、そうでもないんだね。」

「いやぁ、ちょっと舐めてかかってたんですが、とんでもないです。」

「足にキタのが、敗因？」

「全般的に舐めてたこともあるでしょうが、荷物の重さがボディブローのように効いてきました。あと、靴も大事だと思いました。以前買って、暫くほおっておいた安物のトレッキングシューズだったんですが、ちょっと役不足だった気がします。」

「日帰り徹夜登山って、またやりたい？」

「う～ん、もういいかなぁ。今度はツアーとかで泊まってしっかり楽しみたいです。あまりにも強行日程過ぎて、楽しむどころじゃなかったんで。」

富士山を日帰り徹夜で登山する話はときどき聞いたりしますが、話を聞いた20代の若い女性でもかなり体力を消耗するようです。

舐めていたとはいえ、結構キツいのは確かでしょう。

日帰り徹夜はオススメしませんが、強行される方はくれぐれもご注意を。

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富士山登山で入山料徴収がこの夏の話題！？

この夏、登山する山として話題なのは、やっぱり富士山！

世界遺産に登録されるというのは、非常に宣伝効果が高いというのを感じますね。

日本各地の名所が世界遺産への登録を目指すのもうなづけます。

７月１日から山開きしたわけですが、ネット上のニュースを見ていると、噴火を心配する声もあるとか。

でも、何の前触れもなくいきなり噴火って、他の火山でも聞いたことがないかも・・・(^_^;)

前兆がなければ、とりあえずいいかな・・・って楽観しすぎ！？

あと、登山するのに入山料1000円が必要になったんですね。

世界遺産に登録されたら、やっぱり美観は維持していかないといけないですから、そのあたりの維持費用に当てるんでしょうね。

登録前の富士山といえば、遠くからは美しい姿しか目に映りませんでしたが、近づいていくと麓からの登山道には投げ捨てられたゴミがしばしば目に入りました。

多くの方々の尽力で近くで見てもキレイな山が実現したわけですし、入山料の使用目的は明確なわけですから、必要経費として諦めましょうか・・・。

TVでも旅行、トライブなどやたらと富士山の特集番組が目立つこの夏。

登山が本格的にブームを迎えそうな予感に加え、それ以外の観光も盛り上がる気配が濃厚です。

混み合うのが嫌な自分としては、このブームを遠くから傍観しながら、遠距離なアウトドアライフはしばらくは別の場所で楽しんでみようと思っています。

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